転職アカホン講座
転職活動の失敗談3連発!|後悔しないための立ち直り方とは
失敗を糧に次へ進もう!
転職活動は、上手くいくことばかりではありません。
書類の提出期限がいつの間にか過ぎてしまっていたり
面接練習をたくさんしたのに緊張して空回りしてしまったり
ですがいつまでも失敗を気にして落ち込んでいては次へ進めませんよ。
今回は転職活動中に起こった実際の失敗談を3つご紹介します。
「そういうときあるある!」と共感してもよし、「自分も気をつけなくちゃ!」と気を引き締めるのもよし。
大切なのは、「立ち直るコツ」と「対策」を知っているかどうかなのです。
1. 「自己分析不足で面接が空回り」
失敗談
完全未経験からIT業界への転職を目指していました。しかし就業中ということもあり自己分析を十分に行えず、志望動機や自己PRが表面的なものに・・・
面接で「なぜIT業界を選びましたか?」と聞かれたとき、「成長している業界であるため興味があります」と答えたものの、具体的な理由やエピソードを話すことができず、説得力を欠いてしまいました。結果はもちろん不採用。
IT業界への関心は嘘じゃないのに、熱意が感じられないという評価をされてしまいました。
転職アカホン的!教訓
自己分析は転職活動の基本中の基本。相手(企業)を理解することも重要ですが、その前に自己理解を深めましょう。
これまで自分が携わってきた業務内容や経験してきたことをきちんと振り返った上で、「なぜIT業界を目指すに至ったのか?」この答えにしっかり結び付くように考えていくことが大切です。
未経験であれば尚のこと!
実際に経験したエピソードも添えて、志望動機に説得力をプラスしましょう!
自己分析はツールを使うのもおすすめ!
編集者が実際に自己分析してみた!性格・適職診断おすすめツール4選
2. 「業界・職種知識不足が露呈」
失敗談
業界未経験から施工管理職を目指しましたが、業界・職種研究を十分に行わないまま面接に挑んでしまいました。
「どのような会社だと思いますか?」と聞かれたとき、具体的な意見を述べることができなかっただけでなく、「施工管理のどのような部分に興味を持ちましたか?」という質問にも、漠然とした返答しかできませんでした。
業務理解が足りないと判断されてしまい、不採用に。
転職アカホン的!教訓
企業は「自社に適した人材かどうか」を面接で見極めます。
業界や職種の特性を理解していないと、具体的な志望理由や自分の強みを的確にアピールできません。
業界全体が置かれている現状や志望職種の役割など、きちんと研究を行った上で自分の意見を述べると「この人は準備ができている!」と印象付けることができるでしょう。
また、「入社後のミスマッチを防ぐ」ためにも業界・職種研究は欠かせません。
想定される業務内容を把握しておくことで、長く働き続けられる職場を選びやすくなります。
どんな業界がある?
製造業界の理解を深めよう! どのような職種があるのか分類別に分かりやすく解説!
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3. 「応募する企業を選びすぎた結果、転職活動長期化・・・」
失敗談
「自分の理想を叶えてくれそうな企業だけに応募したい!」と考えて、募集要項を細かくチェックしすぎていました。
「少しでも理想と違う」と感じた企業はすべて除外していたら、結果的に応募できる企業がほとんどない状況に。
そしてようやく書類選考を通過した志望度が高い企業の面接では、面接に慣れていないせいで緊張して大失敗。その後の転職活動をどう進めていけばよいか分からなくなり、中断・再開を繰り返してしまいました。転職活動を終えることができたのは、半年以上経ったころでした。
転職アカホン的!教訓
確かに、どれくらい応募すれば? 転職活動における平均的な応募数と内定数でもお話したように、応募先企業があまりにも多いと、スケジュール管理が大変になったり、面接対策が不十分になったりする恐れがあります。
ただ条件を厳しく絞りすぎて、応募数そのものが減ってしまっては、予想外のチャンスを逃してしまうことも。
「実際に応募してみたら、意外に自分に合っているかも!」と感じることも少なくありませんよ。
また面接は練習も大切ですから、応募数を少し増やして経験を積み、面接に慣れておくのも効果的です。そのためにも最初の入り口は広く開けておきましょう。
幅広い選択肢で企業を検討することが、最終的にスムーズな転職活動につながります。