転職アカホン講座
ビジネスシーンにおける「頑張る」の言い換え
“上司に「頑張ります!」と伝えたい!”
あなたはどのような言葉でその気持ちを表現しますか?
「頑張ります」
上司に対して用いた場合でも、決して間違った表現ではありません。
しかしながらビジネスシーンにおいてより適切な言い換えができると、信頼度がグッと上がり印象が格段に良くなります!
▶︎「頑張ります」+α
・一生懸命頑張ります
・誠心誠意頑張ります
・ご期待に応えられるよう頑張ります
どのように頑張るかということを付け加えてみましょう!
何か目標を達成するために頑張るということは前提の上で、どう頑張るかということを伝えるのが◎
▶︎「頑張ります」を言い換える
・努めます
・励みます
・尽力します
・精進します
オンライン辞書サービスであるWeblio辞書では、最上級表現を「精進します」であると表記しています。
Weblio辞書 「頑張ります」の敬語表現 参照日2024.6.26
「精進」とは、元々は仏教用語。
ひたすら仏道修行に励むことを指します。
そこから現代では、一つの物事に対し集中して取り組む様子を、相手への敬意を込めて表す時に使われるようになりました。
非常に丁寧な表現ですので、目上の人へ伝える際には積極的に使ってみましょう。
▶︎注意!これは誤用表現!
・頑張らせていただきます
→「させていただく」という表現は、相手を敬うために自分を下げる表現ということを覚えていますか?
さらに許可の意味合いも含んでいるので、ここでは誤りです。
・頑張っていきたいと思います
→「いきたい」という願望の表現と「思います」という推測の表現を用いたこの表現は、自分自身の頑張るという意思表示を曖昧なものにした表現なので誤りです。
日本語を正しく使って気持ちを伝えましょう。