転職アカホン講座
【NG回答一挙大公開】転職エージェントが教える面接で避けた方がいい回答と必ず押さえるべきポイント

「面接官の心に響く回答をしたい!」
自分で応募する直接応募や転職エージェント経由はもちろん、社員紹介のリファラル採用、企業からスカウトを受け取れるダイレクトリクルーティングなど、今や幅広い採用ルートが存在しますよね。
採用ルートが多様化するなかでも避けては通れないのが、「面接」です。
限られた時間で自分自身を精一杯アピールしなければなりません。
ですが、必ず聞かれる「志望動機」や「今回の転職活動における軸」、「キャリアプラン」などの定番の質問でさえも、転職のプロいわく【多くの人が残念な回答をしがち】なのだとか。
「給料がいいから」「家から近いから」「手に職をつけたいから」
これらはすべてNG回答だった?!
本記事では、実際に転職エージェントが採用現場で遭遇したNG回答の実例を紹介しながら、「どこがダメなのか?」「どう言い換えれば面接官の心に響くのか?」をわかりやすく徹底的に解説します!
※弊社キャリアアドバイザーによる参考事例です。
「志望動機」を聞かれたときのNG回答例と改善ポイント
NG回答例:「勤務地が家から近い」「給与が高い」「福利厚生が整っている」
NG理由:志望理由が「会社」ではなく「立地」(条件)になってしまっているため。
面接官に「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われてしまいます。
ポイント:志望理由には「他社との差別化」と「自分らしさ」を込めて!
「志望動機が弱いかも・・・」そんなときは?
【未経験転職】「志望動機が弱い」とはどういうこと?周りと差をつける必勝法
「転職の軸」を聞かれたときのNG回答例と改善ポイント
NG回答例:「ワークライフバランスを整えたいから」「通勤時間」「リモート勤務」
NG理由:これらに共通する点は、自分目線でしか語られていないこと。
転職活動における軸は、単に「自分が求める条件」ではなく、「自分の価値観や目指す姿が、その企業でどう活かされるか」を伝えたほうが面接官に好印象です。
ポイント:転職の軸は、「自分の人生設計」から考えるべし!
①なぜその軸なのか?という背景・理由までがセット
単に「ワークライフバランスを整えたいから」「通勤時間」「リモート勤務」と伝えるのではなく、その背景にあるライフステージや価値観(例:家族、育児、成長意欲など)をセットで語ることを心がけるのがポイント!
② その軸がその会社で実現できるか
「自分の軸 × 応募企業の特徴」で「その会社を選ぶ必然性」を作れるかどうか。
会社が提供できる価値と、自分の目指す方向がマッチしていることがとても重要です。
③ 長期的なキャリア視点があるか
給与・場所・働き方などの条件面は確かに重要ですが、軸として語るにはやや弱め。
これらはあくまでも「働き方の手段」であり「働く目的」ではないことを理解して、もう一歩先に目を向けてみましょう。
リモートワークは暇じゃない!転職の軸の考え方、それで合ってる?
「キャリアプラン」を聞かれたときのNG回答例と改善ポイント
NG回答例:「決まっていない」「手に職をつけてフリーランスに」「ゆくゆくは起業したい」
NG理由:「入社=通過点」であると捉えられてしまう恐れがあるでしょう。
面接官は、どのように成長してくれるのか、どんな役割を担ってくれるのかを見ています。
ポイント:「壮大な夢」ではなく「現実的な成長ロードマップ」を考える!
①「短期・中期・長期」で段階的に描くと説得力アップ
目標イメージ例
1年後(短期) 基本業務の独立遂行、信頼獲得
3年後(中期) 資格取得/後輩指導/業務改善の提案
5年後(長期) チームマネジメント/社内表彰/専門領域の確立
「努力すれば届きそう」な内容にすると現実感が増すとともに、明確な期限やステップを設定することで計画性もいっしょにアピール!
② 志望企業先でどのようになりたいかを意識
「あの制度を活用してこうなりたい」「周囲にこのように貢献したい」など、その企業独自のキャリアプランがあることが望ましいでしょう。
企業研究をきちんと行っていることも面接官に伝わるはずです。
「転職がはじめてで不安・・」という人はプロと一緒に最速内定を獲得しましょう!