転職アカホン講座
内定後に実施可能な”オファー面談”について知っていますか?
無事内定を獲得したはいいものの、面接時に聞けなかったことや、入社条件について不透明な部分があり入社の意思を固めることができず悩んだことはありませんか?
内定を承諾する前に少しでも納得できていないことや、面接で聞いておけばよかったと思う質問があれば、オファー面談の設定をおすすめします。
①オファー面談とは?
内定が出た後に実施される面談のことを「オファー面談」と呼んでいます。
オファー面談は、主に「労働条件の確認」・「業務内容の確認」・「入社意思の確認」の3つを目的としています。
企業側から内定者に向けてあらためて処遇について説明をし、不安をクリアにしてもらい直接入社して欲しいと働きかける意図があります。
また、内定者側から要望を出して、入社に際し不安な点を聞く機会を設けてもらえるか確認できる場合もあります。
企業によっては、オファー面談を実施できないこともあるので、その場合は採用担当者にメールや電話で聞きたいことをまとめてお伺いするといいでしょう。
②実際の就業イメージがつく
オファー面談の主な実施内容としては、入社条件についてあらためて説明を受けたり、面接時よりさらに細かく実際にあなたが行う業務について説明を受けられることが多いので、業務内容への理解が深まり自分がその企業で働くイメージがつきやすくなるはずです。
オファー面談が対面の場合には、配属予定の部署の見学などの機会も与えられる場合もあるので、自分が活躍できそうな職場であるのか、事前に確認するきっかけにもなるでしょう。
③職場の実態を知るきっかけになる
内定通知の際に労働条件をすり合わせたとしても、実際の残業時間や社内の雰囲気まではわからないことがほとんどです。
実際に入社してみたら、思ったよりも残業が多かった、産休育休制度はあるが取得している実績がなかった、実際に働いている社員に会っておけばよかった…など、思っていた職場環境と違ったと後悔することも考えられます。
そんな入社後のギャップを防ぐためにも、オファー面談で事前に解消しておくことをお勧めします。
オファー面談は、採用担当者が行うことも多いですが、実際に働く部署の上長や、希望によっては社員の話を直接聞けることもあるため、どのような不安があって実施して欲しいのかをあらかじめ企業に伝えておきましょう。