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従業員数の少ない企業へ転職するメリットは?向いている人についても解説

2023.08.01

今までの職場より少人数の企業へ転職をする際は、会社の規模が小さくなることに不安を抱える方も多いのではないでしょうか。また、複数内定を抱えていて大手企業へ進むべきか、中小やベンチャーに進むべきかで悩んでいる場合もあるでしょう。

今回は、従業員が少人数の企業にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、解説していきます。

①従業員数が少ない企業のメリット

・一人当たりの裁量が大きく、仕事の幅が広い
大手企業の場合は従業員の役割が細かく分担されていることが多いですが、規模が小さい企業では一人当たりに任される仕事の範囲が広く、チャレンジできる環境と言えるでしょう。

・スピーディーな意思決定が可能
大手企業ではエスカレーションや社内稟議など手順を踏まなければならないことが多く、意思決定に時間がかかりがちですが、小規模であれば面倒な手順を踏まずともよく対応するスピードが早い傾向にあります。

・経営層と距離が近い
少人数の会社では同じオフィスに経営陣がいることも多く、コミュニケーションをとりながら仕事をすることができます。社長や役員の思考や経営についてを身近で学ぶことができるといえます。

②従業員数が少ない企業のデメリット

・一人当たりの業務量が多く、業務過多に陥りやすい
裁量が大きいということは、その分与えられる仕事量も多く個人に負担がかかりやすくなります。また、自分の本来の業務の他にバックオフィス業務の兼任や雑務を行う機会も多い傾向にあります。大手であれば外注している業務を、予算や人員の関係で自社で行うことで、激務になっているケースも少なくありません。

・教育体制や研修制度が整っていないケースが多い
人材育成のための体系的な制度が確立されていないケースや、マニュアル化がされていない可能性が高く、入社時に苦労するケースが多く見られます。

・経営状況が不安定になりやすい
大手企業では、多数の事業を展開し収入源を幅広く確保していることが多いため、ひとつの事業がうまくいかない状況下でも安定して経営できる基盤があります。
小規模な企業では、一つの事業からスタートし、その事業を大切にしているケースが多いため、そこで上手くいかなくなった時に会社全体が業績不振に陥る可能性があります。

③従業員数が少ない企業に向いている人

・マルチタスクが得意で、仕事量をこなせる人
・人間関係を密に築くことが苦にならない人
・与えられた仕事以外にも対応する意欲がある人
・将来的に企業や独立をしたい人

上記のような人であれば、少人数規模の会社にも向いている人だと言えるでしょう。
仕事でも人間関係でも受動的な方には、厳しい環境だと考えられます。
転職時には、上記に自分が当てはまっているかどうか参考にしてみてください。

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