リフォーム業界に入る前に知っておきたい業界知識

不動産業界の求人には、戸建て販売や投資用マンションの営業など様々な求人があります。
今回は、人気な不動産業界の中から「リフォーム業界」に焦点をあてて、どのような職種があるのか解説していきます。
不動産業界で活躍したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

①リフォーム業界の仕事の流れ

不動産業界における「リフォーム」とは、すでにある建物を改修することを指します。
リフォームの内容は戸建て住宅の外壁の修繕や間取りの変更、オフィスや店舗の内装変更などが例に挙げられ、大掛かりなものから水回りだけ、など多岐にわたります。

まずは、リフォーム業界の業務の流れを把握しておきましょう。

問い合わせ対応や新規での顧客獲得
　→お客様の要望のヒアリング
　→リフォームのプランや見積もり作成
　→契約の締結
　→工事の開始
　→引き渡し
　→アフターフォロー

②リフォーム業界の代表的な職種

・営業（アドバイザー）
お客様と最初に対面する営業職は、リフォーム業界で募集の多い職種のひとつです。
ショールームへの来店や、会社への問い合わせから提案していく「反響営業」のスタイルと、新規で個人宅を回るなどしてお客様を獲得する「新規開拓営業」の大きく2つに分類されます。
獲得したお客様のご要望のヒアリングから現地調査、プラン提案、見積もりの作成など
契約締結までお客様と打ち合わせを重ねていくことが営業の仕事内容です。
契約後は、工事の日程の調整や完成後の引き渡し、アフターフォローまで担うことがあります。お客様と密に関われることが、営業の醍醐味と言えます。

・プランナー
営業が聞き出したお客様の要望をもとに、図面に書き起こしていくことがプランナーの仕事内容です。建築士の資格を持っている人が請け負うため、未経験の求人は少ない傾向にあります。設計や図面作成を担当し、営業担当と連携を取りながらお客様の要望を形にしていく仕事です。

・施工管理
施工管理は営業が調整した工事に着工し、現場を管理するお仕事です。
主な仕事内容は、現場の安全やスケジュールを管理し、引渡しの期限までに工事を進めていくことです。リフォームの場合は、住人がいる家の工事や、営業しているテナントを工事する場合も多いため、周囲の環境への配慮が必要となります。