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履歴書の「通勤時間欄」、正しく記載していますか?

履歴書の通勤時間欄、実は採用担当者にちゃんと見られています。
もし今まで「空欄」で出していた場合は、書き方のポイントをおさえ正しく記載するようにしましょう。
今回は、通勤時間欄の書き方について解説していきます。

①そもそもなぜ通勤時間の記載が必要?

冒頭で採用担当者は通勤時間を見ていると記載しましたが、通勤時間は採用の1つの重要なポイントになっているのです。注視しているのは以下の2点です。

・通勤時間が長すぎないか
通勤時間があまりにもかかってしまうと、「身体的な負担が大きいのでは」「交通費の上限を超えて経済的にも負担になるのでは」という懸念につながってしまいます。
一般的な企業では、「最長90分」と定められていることが多く、もしその時間内に通勤が難しい場合には転居の可否で採用が左右される場合もあります。

・会社が負担する交通費が高額にならないか
交通費は会社に毎月かかる必要経費なので、採用の重要なポイントであることは否めません。一般的な企業は上限を3万円程度と定めている場合が多いですが、限度額まで企業が負担し、差額を自己負担するからといって新幹線など通常の公共交通機関以外での通勤はあまり現実的ではありません。

②通勤時間欄の書き方

通勤時間を記載することが必須だとわかりましたが、ではどのように記載するのでしょうか。以下にポイントをまとめていきます。

・ドアtoドアの通勤時間(片道の所要時間)を記載する

・複数の経路がある場合は、最短のものを記載する

・5分未満は切り上げ、5分単位で記載する

・1時間に満たない場合は「0時間30分」などと記載する。

・特急や新幹線など、通常料金以上に上乗せされる通勤経路は使用しない

また、フルリモート勤務や、配属地が未定の場合は「空欄」ではなく「-時間-分」とハイフンで記載しておきましょう。

③通勤時間の調べ方

通勤時間は必ず、乗り換え検索や地図アプリで調べた所要時間で記載しましょう。
その際、公共交通機関の所要時間に加えて自宅から駅までや駅から企業までの徒歩でかかる時間も計算に入れることを忘れないようにしましょう。

土日や時間帯によって通勤時間が変動する場合がありますので、実際に想定される通勤時間帯で検索することがポイントです。

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