転職アカホン講座
”年収アップのために転職したい”と答えるのは危険?理由を解説
転職理由は?と聞かれて、「今より年収を上げたいから」と答えていませんか?
上昇志向があって一見前向きなように思いますが、実はこの答えには危険が潜んでいます。
今回は、なぜ採用担当者はこの回答を危険だと思うのか、解説していきます。
①またすぐに転職するリスクにつながると思うから
採用担当者が「年収アップ」を転職理由にあげる人をリスクだと捉える1つの理由としては、また同じ理由ですぐに次の転職先を見つけて退職につながると考えるからです。
仮に入社してくれたとしても、年収アップだけが目的ならうちよりもっといい条件の会社があればすぐに辞めてしまうのでは、という印象に繋がります。
②根拠がなければ現実味がないと捉えられる
年収とは自分の市場価値であることを理解した上で、年収アップを望んでいますか?
企業はあなたのスキルや経験に対して年収を設定するため、根拠のない希望をきくことはできません。現年収と希望年収のギャップを、どのようにして埋めるのか具体的な経験に基づいて説得ができるかどうかが大きなカギとなります。
もしその論理が破綻していれば、採用側からすると自分の実力を把握する客観性が欠けているとマイナス評価に繋がるので注意しましょう。
③自分のメリットを最優先に考える人だとみなされる
こちらも同じように、年収アップの根拠があれば別ですが、年収アップは基本的に自分のメリットにしかならないため、企業のメリットを見いだせなければ落選に繋がります。
根拠なく年収だけ欲しいという人には、働いていく中で企業やチームのために貢献するイメージがわかないため、採用担当者にいい印象を与えることは難しいでしょう。