転職アカホン講座
ITエンジニアを目指して独学!プログラミングを学ぶならどの言語から?
未経験からITエンジニアを目指す際に、独学を始めようと思っていても何から手をつけていいのか、言語の種類が多すぎて選べず困っている方も多いのではないでしょうか。
せっかく勉強をしていたのに、いざ転職活動を始めた際に、自分が目指している業務内容に関連が少なく”意味がなかった…”なんてことも。
今回は、ITエンジニアを目指す方にぜひ見ていただきたい、
現在人気のプログラミング言語について紹介していきます!
ITエンジニアを目指すなら勉強は当たり前!
そもそもの話なのですが、ITエンジニアを目指しているにも関わらず「何も勉強してない」「独学は難しそうだから会社で研修して欲しい」…という思考では、自分が思い描くITエンジニアとして働くことはできません。
情報系の専門学校や大学を卒業し、専門的な教育を受けてきた人に並んで仕事をしていくためには、それ相応の努力が必要です。
入社前から努力することが必須だとわかっていても、何から手をつけていいのかわからず行動に移せていない方に、次で人気のプログラミング言語を紹介します。
2022年12月の人気言語
たくさん言語がありすぎて、何を選択すればよいのか悩んだ際には
TIOBE プログラミング コミュニティ インデックス(TIOBE Index)に現在人気のプログラミング言語が掲載されていますので、参考にしてみてください。
現在(2022年12月)のランキングは以下の通りです。
1.Python
2.C
3.C++
4.Java
5.C♯
JavaやC言語は根強く、2018年以降急激にPythonの人気が高まっています。
人気な言語ではどのようなことができるの?
人気のあるプログラミング言語がわかったところで、各言語がどのようなことに使用されているのかもみていきましょう。
Python
AIやWebアプリケーション、スマートフォンアプリなど、さまざまな開発ができる汎用性の高い言語です。Pythonはユーザーの目に見えない、バックエンド開発で利用されています。
近年ではデータ分析システムでも注目をあつめており、高収入につながりやすい言語とも言えます。
C言語
こちらもPythonと同様に非常に汎用性が高く、バックエンド開発で利用されています。
基幹系システムやゲーム、IoT、ロボット、AI、OSの開発などが行えます。
LinuxやmacOSなどがC言語で作られているため、システムの根幹を理解するに適しています。また、開発されてから50年間も使用され続けている歴史ある言語です。
C++
C++(シープラスプラスやシープラなどと呼ばれる)は、C言語の欠点を改善するために開発されました。よって、C言語と同じように基幹系システムやゲーム、IoT、ロボット、AI、OSの開発などが行える汎用性の高いプログラミング言語で、バックエンド開発で利用されています。
基幹系システムや組み込み、ロボットなどのシステム開発でもよく使われています。
また、PlayStationやNintendo Switchなどで使用されているため、これらに関する開発に興味がある方は学んでおきましょう。
Java
Webアプリケーションや基幹系システム、組み込み、IoT、Androidアプリケーションなど、さまざまなシステム開発ができる汎用性の高いプログラミング言語で、バックエンド開発で利用されています。
PythonやJavaScriptと並び、オブジェクト指向(※1)の言語のなかでも代表的な言語と言えます。
※1:『ある役割を持ったモノ』ごとを組み合わせて、全体を開発していく考え方(概念)のこと。ソースコードを上から羅列していく「手続き型」と比べ、全体を分割し開発できるため機能の追加や管理がしやすくなります。
C♯
「C」と入っていますが、前述したC言語やC++とは互換性がない別の言語です。
Webアプリケーションやスマートフォンアプリ、ゲームなどの開発ができるプログラミング言語で、バックエンド開発で利用されています。
なかでも有名なのは、ゲームエンジン『Unity』の最新版で唯一利用できる言語なため、Unityを使用したゲーム開発に興味のある方は学んでおきましょう。