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代表取締役=CEO?「CxO(シーエックスオー)」について解説
「CEO」や「CFO」などと記載されている場合に、その人が何の役職についているか正しく見分けることができるでしょうか?
今回は、CxOの代表的な役職について解説していきます。
①CxOとは
C:Chief(組織・集団の長)
x:役割を表す文字を代入します(CEOやCFOなど)
O:Officer(役員)
日本語に訳す場合は「最高〇〇責任者」となる場合が多いです。
②CEOとは
C:Chief
E:Executive(経営者)
O:Officer
CEOは「最高経営責任者」と訳され、代表取締役と同義として扱われることもあります。
会社法では定義されていない役職のため、代表取締役が必ずしもCEOと同一人物であるとは限りませんが、兼任している企業も多くなっています。
③COOとは
C:Chief
O:Operating(動作する)
O:Officer
COOは「最高執行責任者」と訳されます。企業における「執行」とは、営業や開発はもちろんのこと、マーケティングなどさまざまな業務を含みます。COOはそれら全てにおいて業務執行の責任を追う立場を指すため、CEOを補佐する二番手に与えられるポジションです。
④その他のCxO
・CMO
C:Chief
M:Marketing(マーケティング)
O:Officer
企業のマーケティング業務を統括する、最高マーケティング責任者を指します。
・CFO
C:Chief
F:Financial(財務の)
O:Officer
会社経営のお金周りを管理する役職で、最高財務責任者と訳されます。
・CTO
C:Chief
T:Technical(技術上の)
O:Officer
ITや製造、科学など技術的な領域についての最高技術責任者を指します。