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上司に教えを請いたい時、「ご教示」「ご教授」どう使う?

2023.05.23

上司に何か教えて欲しいときには、「ご教示いただけますと幸いです」というフレーズを使うことが多いですが、どんな場合にも使えるのでしょうか?
正しい使用方法を知り、ビジネスマナーの向上にお役立てください。

①「ご教示いただけますと幸いです」の意味と使い方

「ご教示いただけますと幸いです」とは、ビジネスシーンにおいて「教えてもらえると嬉しいです」を丁寧に言い換えた言葉です。

相手に教えを請うフレーズではあるものの、「幸いです」とつけることで柔らかな表現となります。

このフレーズは書き言葉でも、話し言葉でも使用可能です。
また、上司など社内の目上の方に向けてはもちろん、お客様や取引先にも使用できます。

②似て非なる「ご教授」との違い

混同しやすい言葉として「ご教授」があげられますが、使用する用途が異なりますので注意が必要です。

・「ご教示」=使用方法や期限、相手の要望など”情報”を知りたい時

・「ご教授」=専門知識や業務のノウハウなど、経験に基づく”スキル”が知りたい時

上記のように、教えてもらいたい内容に応じて使い分ける必要があります。

フレーズとしてはどちらも「ご教示(ご教授)いただけますと幸です」といった言い回しで使えますが、より丁寧に表現したい場合には、「ご教示(ご教授)いただけますと幸甚に存じます」や、「ご教示(ご教授)賜りますようお願い申し上げます」などと言い換えてもいいでしょう。

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