転職アカホン講座
転職時、同じグループ会社の中で複数応募は可能?
同じグループ会社の中に、応募したい企業が複数ある場合は併願してもいいのでしょうか。応募可否や併願するときの注意点についても解説していきます。
①同じグループ会社での併願は事前に確認を
転職時には複数社に同時応募することが一般的です。
グループ会社とはいえ別の企業であるため、同じグループの中でも複数応募が可能な企業も多く、親会社と子会社などを併願したいという方も問題なく受けられる場合も基本的にはOKという企業が多いといえます。
しかし、親会社が一括して採用を行っている場合など、併願が不可能な場合もあるので求人票などで事前に確認しておきましょう。
②面接時に併願企業を聞かれた場合
採用担当者から併願企業を聞かれた場合には、どう答えるのが正解なのでしょうか。
もし同じグループ内で併願している場合には、正直に併願先を答えた方が得策です。
採用担当者も複数応募していることは承知の上で、現状を把握するための質問であり”複数受けているから”とマイナス評価を付けたいわけではありません。
また、万が一発覚した際に、”受けていない”と嘘をついた方がマイナス評価につながるリスクがあるため、正直に答えましょう。
併願理由を聞かれた際には、グループでの経営理念が共通していることなど、グループに対する熱意を伝えられるといった点では併願理由を伝えやすいですが、企業ごとの志望理由を明確にすることを心がけましょう。
③志望順位を聞かれた場合
面接の中で志望順位を聞かれた場合は、受けている企業に対して第一希望であることを伝えましょう。グループ会社であっても応募者の詳細な情報まで共有していることは珍しいため、もし第一希望の内定をいただけた際には、その他の企業へは必ず辞退連絡が必要です。
内定を承諾する際に、たとえ内定獲得前であっても選考途中の企業へは全て辞退連絡を迅速に行い、最後まで失礼のないように動きましょう。