転職アカホン講座
正社員と契約社員は結局どっちがいい?自分の理想の働き方を軸に考えよう
正社員と契約社員の違いをきちんと理解していますか?
それぞれのメリット・デメリットを改めて知ることで、良し悪しではなく、自分に合っているかどうかという基準で転職活動を進めることができるはず。
一緒に確認してみましょう!
①雇用形態の違い
正社員の大きな特徴は、契約期間の定めがないことですよね。
最近では、一つの会社で定年までずっと働くというスタイルは少なくなってきましたが、自らが辞める意思を持たない限り働き続けることができるのです。
一方で契約社員は、企業が定めた期間のみ就業する働き方。
1年〜3年、契約期間の長い企業で5年など、各企業が定めた期間で働くことができます。
これはつまりどういうことなのでしょうか?
次のメリットとデメリットのところで詳しく見ていきましょう。
②メリットとデメリット
正社員のメリット
▶︎キャリアパスが描きやすい
正社員雇用は、期限の定めがないとお話しました。
ということはつまり、スキル・キャリアアップを叶えやすいということになります。
長く働いている人が多い職場ほど、キャリアパスのイメージもしやすいかもしれませんね。
一つの企業に長く勤める人は、その業界理解も深く、積み重なった経験から幅広い知識を得て、どんどんスキルアップし昇進していきます。
そのような従業員は、企業にとっても重要な人材になりますよ。
正社員のデメリット
▶︎業務内容が多岐に渡る
一見、デメリットではないのでは?と思いがちですが、任される業務が増えるということです。
するとどうしても残業時間が増えてしまいますので、“プライベートも大切にしたい”、“子どもの送迎がある・・・”という人には向かないかもしれません。
フレックス制度や早上がり制度などを設けている企業も多く見られますので、求人を応募する際には十分にチェックしておきましょう!
契約社員のメリット
▶︎残業少なめ!ライフワークバランスが整う
自分の興味関心のある業務に携わりながらも、あらかじめ業務範囲が決められている契約社員。
定時を超えた残業が発生することは少ないと言えるでしょう。
契約社員のデメリット
▶︎福利厚生が限定的
福利厚生には、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」が存在するのを知っていますか?
法定福利厚生は、企業が全社員対象に提供しなければならない福利厚生のことで、法律で定められているもの。
法定外福利厚生は、住宅手当やリフレッシュ休暇などの福利厚生のこと。
法律では定められておらず、各企業が独自に内容を決定することができます。
正社員と契約社員との間に待遇差があると違法となるケースがありますので、「契約社員では法定外福利厚生が適用されない」とまではいかないものの、正社員と比べるとそこまで広範囲ではないことは頭に入れておきましょう。
③長く働くなら?
「正社員」がおすすめ!
長期的に働いていきたいという成長意欲があるのであれば、正社員での雇用を目指しましょう。
幅広い業務を行っていく上で重圧が増す場面もあるかもしれませんが、自己成長のためと割り切って頑張ってみるのも◎
そんなあなたの頑張りをきちんと評価し、昇給や賞与で還元してくれる企業を選びましょう!
④プライベートを大切にするなら?
「契約社員」がおすすめ!
取り組む業務内容があらかじめ制限されており、特定の期間内で就業する契約社員は、仕事とプライベートの両立がしやすいことが多め。
育児を頑張りながら自分のキャリアも諦めたくない人、趣味にも力を注ぎたい人、柔軟な働き方がしたい人などにおすすめな働き方と言えるでしょう。
正社員と契約社員の違いについて、きちんと理解できましたか?
それぞれの特徴を知ることで、単純にどちらが良いか、メリットが多いのかということよりも、「どちらが自分に適しているのか」という基準で判断できるようになります。
自分の仕事観や優先したい転職活動の軸に当てはめて考えるようにしましょう!
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