デジタル業界の憧れ”ITフリーランス”という選択の現状は？

ITエンジニアやWebデザイナーなどデジタル業界で働く方にとって、「フリーランス」という働き方に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
また、フリーランスとして働けるようになるためにIT・デジタル業界を目指す方にとっても知っておきたいメリット・デメリットについて解説していきます。

ITフリーランスのメリットとは

自由度が高い

フリーランスを目指す方にとって一番のメリットと言えるのが、自由度の高さだと言えます。携わる仕事や人、働く場所や時間など全て自分で意思決定することができます。

収入が上がる

給与のように上限が決まっているわけではないので、高単価の案件の獲得や案件数をこなすことで会社員よりも収入を上げることも可能です。また、副業も自由なため、目指す収入額を自由に設定し働くことができます。

ITフリーランスのデメリットとは

後ろ盾がない

会社という後ろ盾がないため契約を切られるリスクが高く、また自分で契約を結ぶことができなければ収入を得ることができません。住宅ローンやクレジットの審査など、会社員のように毎月保証された給与がないことで、収入が不安定になる場合があります。

社会的な信用度が低い

先述したように保証された給与がないため社会的信用を得られず、住宅ローンやクレジットの審査などに通りにくい傾向にあります。

スキルの幅が広がらない

基本的には一人で仕事をするため、マネジメント経験や研修などの教育を受けられず、現状持っているスキルから幅を広げることが難しいとも言えるでしょう。

ITフリーランスという選択をする際の心構え

ITフリーランスという選択を取るには実績が伴っている必要があるため、まずは信頼を得るに見合うスキルを身につけることが必須です。
また、営業活動を自分自身で行い案件を獲得しなければならないため、見切り発車にならないよう独立前から人脈や仕事を確保しておく必要があります。
自由な環境が手に入るフリーランスという働き方に魅力を感じる方も多いですが、先述したデメリットもあるため容易な判断で決断を下さず、準備や計画を十分に練った上でキャリアを選択しましょう