転職アカホン講座
誤って使ってしまいがちな敬語、あなたも使っていませんか?
正しく敬語を使えていると思っていても、実は間違っているなんてことも。
「バイト敬語」と呼ばれるような、一見敬語に見えますがビジネスパーソンとしては
違和感のある言葉遣いをしてしまってはいませんか?
今回はそんな誤って使ってしまいがちな言葉を紹介いたします。
よろしかったでしょうか
「よろしかったでしょうか」は賛否両論あり、「”よろしい”は過去形にすべきではない」と誤りだという意見もあれば、「過去のことを確認しているので誤りではない」という意見もあり、必ずしも誤った使い方、というわけではないようです。
ただし、接客業ではNGとされている場合が多く、使われると違和感を感じるかたが一定数いるため避けた方が無難です。
なります
「なります」は何かになろうとする、変化を表す言葉であるため変化を意図していない文章に使用するのは不適切だと言えます。
例えばバイト敬語でよく使われている「こちら日替わりランチになります」や「5000円になります」などは、示しているものが”日替わりランチ”や”5000円”に
変化するわけではないため誤りです。正しくは「です」「(〜で)ございます」を使いましょう。
お名前を頂戴する
電話の際につい「お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?」と聞いてはいませんか。
「頂戴する」という言葉には文字通り「もらう」という意味があるため、「相手の名前をもらう」といった意味となり不適切です。
正しくは「お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」とお伺いしましょう。
〇〇的には
自分の意見を伝える際に「私的には〇〇〇」と表現を和らげたい時によく使いがちですが、こちらも誤りです。
ビジネスシーンにおいては直接的に表現することを避ける必要はないため、「私は」と断言しても構いません。
また、それでも気がひける場合や曖昧に表現したい場合には「私といたしましては」を使うようにしましょう。