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UI/UXデザイナー サクッと理解

常にユーザー目線に立ち、「使い心地」を追い求めているUI/UXデザイナー。
ユーザーがその製品・サービスに初めて触れる瞬間とその先の経験を、ハッピーなものであるように価値づくりをしています。
今回はますます期待度が高まっているUI/UXデザイナーをサクッと理解しちゃいましょう!

目次
1. UI/UXデザイナーとは
2. UI/UXデザイナーとWebデザイナー
3. UI/UXデザイナーになるために
4. UI/UXデザイナーの今後
5. まとめ

1. UI/UXデザイナーとは

  • UI:【User Interface】(ユーザー インターフェース)の頭文字を取ったもの。ユーアイと読み、ユーザーと製品・サービスの接点を指します。
    「ユーザーが目的達成をするために踏む各ステップの最適化」がミッションです。

 

例えばネットショッピングをする際、まずサイトに飛んで、次に気になるアイテムを検索タブやカテゴリーから探し、在庫や値段を確認。さらにその後気に入った場合は、お買い物かごへ入れますよね?
そのサイトの構成や写真配置、検索機能やフォントデザイン、カラーリングなどがUIです。
UIデザイナーは、「ユーザーに商品を購入してもらう」という目的達成のために、上記各段階要素の最適化を目指します。

 

  • UX:【User Experience】(ユーザーエクスペリエンス)の頭文字を取ったもの。ユーエックスと読み、ユーザーが製品・サービスに触れる経験を指します。
    「ユーザーが製品・サービスに触れて得た経験を心地良いものにする」ことがミッションです。

 

例えばネットショッピングでお買い物が済んだ後、配送状況を教えてくれる通知があったり、梱包が丁寧だったり、ずっと気になっていた商品のサンプルが同封されていたり。
UXデザイナーは、「また利用したい!」「使いやすい!」と思えるようなユーザー体験を提供することを目指します。

UI/UXどちらかに特化している場合もあれば、二刀流の場合も。
重なる業務も多いため、両方の知識があると市場価値はかなり高くなってきます◎

2. UI/UXデザイナーとWebデザイナー

同系統でクリエイティブ職と言ったら、Webデザイナーですよね。
どう違うのでしょう?

 

  • 対象

UI/UXデザイナーは、製品・サービスを利用する「ユーザー」が対象であるのに対し、
Webデザイナーは、要望通りのWebサイト作成をするため「クライアント」が対象です。

 

  • 仕事内容

UI/UXデザイナーは、Webサイトなどのサービスだけではなく製品も扱う一方で、Webデザイナーは、Webサイトのデザイン設計に特化しています。

 

  • 意識する点
    UI/UXデザイナーは、ユーザー体験をより心地良い、ストレスのないものにすること。
    Webデザイナーは、クライアントのイメージに沿った、クリエイティブなデザインをすること。

 

こう見てみると、結構別分野であることが分かりますね!
ただUI/UXデザイナーは、その根底にはWebデザインの知識が必要です。
ゆえにWebデザイナーの最終ゴールを、UI/UXデザイナーとしているキャリアマップもよく見受けられます。

3. UI/UXデザイナーになるために

UI/UXデザイナーになるために、絶対に必要な資格はありません。
しかし持っていることにより、スキルの証明になる資格がいくつかありますので、ピックアップしておきましょう!

 

  • アドビ認定プロフェッショナル
    Webデザイナー必須のAdobe(アドビ)。
    そもそもアドビとは、アメリカのカリフォルニア州に本社を構えるソフトウェア企業です。
    一般的には、その超大手メーカーが提供している画像・動画編集などのグラフィック処理を得意とするアプリケーションをアドビと呼んでいます。
    Photoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)など聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
    これらを使いこなせるスキルは、WebデザイナーだけでなくUI/UXデザイナーにも非常に役立ちます。

 

  • ウェブデザイン技能検定
    ウェブデザイン技能検定は、なんと国家資格。
    Webサイトの管理・運用方法から、情報を扱う上での安全面に関する問題、情報分析など幅広い知識が問われます。
    3級〜1級まであり、特に3級は基礎知識メインの試験内容になっていて比較的易しめです。
    参考書や過去問を何度も繰り返し学習しましょう。

 

  • Webクリエイター能力認定試験
    Web制作能力とデザイン能力を問われる、Web業界を目指している人なら持っていて損なしの民間資格です。
    合格ラインは知識問題と実技問題の合計が65%以上と、こちらも比較的易しめ。
    まずはここからスタートしても◎

4. UI/UXデザイナーの今後

結論からお伝えすると、今後の将来性は期待できると言ってよいと思います。
詳しく見ていきましょう!

電通による調査では、2023年の国内総広告費は過去最高の7兆円超え。
そのうちインターネット広告費は3兆円超えで、こちらも過去最高になりました。
電通 2023年 日本の広告費

総務省「日本の媒体別広告費の推移」

また総務省が作成した上記のグラフからは、新聞やテレビなどのマスメディアよりもインターネット広告の方が年々市場規模が大きくなっており、その影響の大きさとニーズが伺えます。
今後もインターネット広告は大幅に増加していくとともに、その競争はさらに激化することが予想されます。
その環境下で生き残っていくためには、他デザイナーとの差別化が何より重要。
コーディングやマーケティングなどの他分野の知識を身につける、「スキルの掛け算」を意識して幅広い知識習得を目指しましょう!

5. まとめ

以前転職活動をしていた際、UI/UXデザイナーの求人をたくさん見かけ、どのような職種なのだろうと調べてみたのがきっかけでした。
皆さんはUI/UXデザイナーをご存知でしたか?
Web系のクリエイティブ領域は、キャリアパスが非常に豊富。
綺麗に線引きできないことも多いため、兼任してできることも多くマルチに活躍できる可能性も高いです。
ということは、市場価値も高まるということ!
気になる方はさらに深掘りして職種理解を深めてみてはいかがでしょうか?

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