キャリアの停滞期「キャリア・プラトー」に陥ってしまったら

キャリア・プラトーという言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
今回は、”キャリアの停滞期”について、どのように陥ってしまうのか、またどのように抜け出すのかを解説していきます。

①キャリア・プラトーとは

「キャリア・プラトー」とは、年齢が増すにつれ、今後のキャリアで今以上のポストに昇進する可能性が低く、停滞状況にあることを指します。
「プラトー」（Plateau）とは「高原」という意味であり、今まではキャリアやスキルを積むために山の傾斜を登ってきたが、頂上に達して平地が続く様子を表しています。

②なぜキャリア・プラトーに陥るのか

中堅社員以上などある程度キャリアを積むと、現状以上の昇進や昇格が望めなかったり、スキルアップに行き詰まりキャリア・プラトーに陥ります。
その現象に陥ると目標を見失ったり、成長を体感しにくくなり、モチベーションの低下につながってしまいます。

③キャリア・プラトーに陥ってしまったら

もしもキャリアの行き詰まりを感じ、モチベーションの低下にモヤモヤを感じているならば、社内の上司や先輩に相談してみることをおすすめします。
自分が停滞していると感じていても、実は第三者から見ればまだ山の途中を頑張って登っているとうつっているケースは少なくありません。

あなたの働きをよく知る上司に相談することで、今後のキャリアの道筋や、具体的なやるべきことを指南してくれるかもしれません。
また、先輩にも同じような停滞感を持って働いていた人が、どのようにその状態から抜け出せたのか、アドバイスをもらえる可能性もありますので、一人で抱え込まず相談しましょう。

その結果、同じ職場で再度モチベーションを立て直せるのか、それとも新たな職場へ飛び込む選択肢が生まれるのか、視野を広げて考えてみましょう。