未経験からシステムエンジニア(SE)に転職できるの？覚えておきたい基本の7ステップ

完全未経験だけどシステムエンジニア(SE)に転職できる？

できます！

完全未経験であってもシステムエンジニアへの転職は可能です。
経験・スキル不問で人気職種に転職したい場合、どのような順序を辿ればよいのでしょうか？
システムエンジニアとして内定をGETするための方法を大解説します！

本記事は、侍エンジニアブログの未経験からシステムエンジニア(SE)に転職する7STEP！年齢別の難易度も紹介を参考にしています。

未経験システムエンジニアになる方法３つ

・独学でプログラマーになってからキャリアアップ
・転職エージェントを利用する
・転職支援のあるプログラミングスクールを利用する

プログラマーは、その名の通り、専門的なプログラミング言語を用いてコーディングをすることが主な業務です。
システムの企画や開発などを担うのではなく、システムエンジニアが設計をした仕様書をもとに作業を行います。
プログラマーなしでは、私たちはブラウザ上の情報を閲覧できません。

プログラマーとエンジニアは切っても切り離せない関係で、学習範囲も重なる部分が多いもの。
自主的にプログラミング言語を習得し、プログラマーとしての実務を経てシステムエンジニアへキャリアを広げることは大いに可能です。

転職エージェントは、各企業ごとに特色の違いや選考ポイントを網羅している転職のプロ。
完全未経験の転職であれば、利用しない理由はないでしょう。
求人を探してもらえるだけでなく、履歴書・職務経歴書などの書類通過のコツや、話し方やマナーに関する面接対策まで徹底的にフォローしてくれます。

一緒にチェックしよう！
職務経歴書に書かないほうがいいことは？

プログラミングスクールは、専門的なスキル習得に役立つだけではなく、現役エンジニアが相談に乗ってくれるサービスや質問会の実施などのフォロー体制が充実していることがメリットでしょう。
ただスクールへの加入が必須であることがほとんどのため、どうしてもコスト面が懸念点に。
就業しながら学習を続け、その延長として将来的に転職を考えている人（緊急性が低い場合）にとっては、このような方法も考えてみてもよいかもしれませんね。

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ１　なりたい理想像を明確にしよう

システムエンジニアになりたい！と思い立ったら、まずは理想像を描いてみましょう。
どのような形態でどのような分野のエンジニアになりたいですか？
理想像の輪郭がぼやけてしまわないよう、なるべくハッキリと考えることが肝心です！

理想像を描く上で押さえるべきポイント
・業務形態
・開発分野

業務形態とは、「勤務形態」と捉えて差し支えないでしょう。
自社内なのか、クライアント先に出向くのか。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分はどちらが向いているかな？と想像しながらリサーチしてみるとよいですね。

開発分野とは、「携わる分野」のこと。
PCやスマートフォンなどの機器内部にあるシステム開発に関心があるのか、PC内のソフトウェアやアプリケーションのシステム開発に関心があるのか。

業務内容から考えてもよし、年収から考えてもよし、キャリアパスの豊富さから考えてもよし。
まずは自分だけの理想像を自由に思い描いてみましょう！

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ２　学ぶプログラミング言語を決めよう

自分のなりたい姿が定まったら、そこから逆算をして「今何をするべきか」という具体的な行動に紐付けて考えてみます。
開発分野によって、優先的に学習するべき言語が異なることを知っていますか？

・WEB開発
PHP、JavaScript
・アプリ開発
Java、Kotlin、Swift、C#
・サーバサイド開発
Java、C#、Python、GO

引用：パソナ　プログラミング言語を一覧で一挙紹介！

各言語の難易度はバラバラなので、難しい言語から取り組み始めないように注意！

ITエンジニアを目指して独学！プログラミングを学ぶならどの言語から？

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ３　スキル習得に専念しよう

言語学習を進めながら、該当分野の周辺知識の習得も必要です。
これは、専門的な知識である場合とポータブルスキル(ポータブルスキルを磨く方法)である場合とがあるでしょう。

システムエンジニアは、クライアントの要件をヒアリングしたり、プログラマーが理解しやすいように正確に設計書を作成したり、完成したシステムに不具合がないか最終確認を行ったりと、あらゆるフェーズにおいて業務が盛り沢山です。

WEB系の開発に携わるのであれば、ネットワークやサーバに関する基礎知識が求められるのと同時に、コミュニケーション力や課題解決力なども非常に重要です。
特定の知識に強みがあることはもちろん素敵ですが、これからはスキルの掛け算の時代。
優先言語を学習したのちは、複合的な知識やスキルの獲得が欠かせないでしょう。

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ４　自分だけのポートフォリオを制作しよう

ポートフォリオとは、自分が手掛けてきたプログラムや作品などを一覧にして集めたものです。

客観的事実として見える化できるため、転職エージェントにも企業の面接官にもそのまま提出が可能。
とてもよいアピール材料になるのです！

ポートフォリオの作成方法はさまざまですが、一般的によく利用されているデザインサイトは以下があります。

・RESUME
・WiX
・STUDIO

どのサイトも簡単に作成できるサイトばかりです。
自分を表現できるような素敵なデザインを探してみるのも楽しいですね！

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ５　転職準備を始めよう

本来であれば、いよいよ転職活動の本格的始動に向けて、企業研究や求人探しなどに着手するときなのですが、ステップ５以降はやはり転職エージェントと一緒に行うのがおすすめです。

ひとりで選考に進んでいくとなると、書類作成や求人探し、応募企業ごとに合わせた面接対策まで、あらゆる手段を駆使しながらリサーチを行う必要があり、長い個人戦になることが予想されます。

理想像・志望動機・ポートフォリオまでせっかく用意ができているのであれば、内定獲得がグッと近付きます。
プロの力を借りてしまいましょう。

もちろん、転職の軸がなかなか定まらないという場合でもOK！
まずは無料転職相談で、自分自身の今後と向き合うことが何よりも大切です。
エージェントと一緒に軸探しをしていきましょう。

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ６　求人に応募しよう

たったひとつの企業に応募する、ということはあまりないですよね？
同業界かつ同職種、類似した条件のもと、自分の理想が叶えられそうな企業を志望するはずです。
ですが膨大な数の求人情報を細かくチェックするには、時間がいくらあっても足りません。

そのようなときもまた、転職エージェントが代わりに探してくれるのです。
求人サイトには掲載されていないレア求人や、エージェントだからこそ知る情報も教えてもらうことができるかも。

憧れのシステムエンジニアデビューまであともう少し！頑張りましょう！

未経験からシステムエンジニアになる！
ステップ７ 実践スタート！

転職エージェントと二人三脚で頑張った転職活動後は、実務経験を積みましょう。
まずはプログラミングやテストエンジニアなどから取り組み、徐々に設計や開発に携わることが多いとされていますが、現在では企業構造や他社との位置付けも複雑化していることから一概に明言できない部分もあります。

ですが基礎的な知識は以前の学習で身に付いているため、入社後まもない時期から対応可能範囲が広く、理解度も高いでしょう。
たくさんの業務を経験しておくことは、システムエンジニアの全工程を担うための糧になります。

「遅い」はない！今から始めよう！

今回取り上げた流れは、あくまでも一例に過ぎません。
「こういう理由でシステムエンジニア(SE)になりたいんです！」という熱い気持ちを持って、いきなりステップ５から行動を起こしても問題はありません！
入社後の研修制度が整っている企業も多くありますから、あまり過度に心配しないように。

完全未経験からのシステムエンジニア（SE）への転職は、転職エージェントが心強い味方になること間違いなし。

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参考：侍エンジニアブログ