転職アカホン講座
求人を見ていると見かける「未経験者歓迎」の実態
求人を探しているときに「未経験者歓迎」という記載を目にしたことがある人も多いのでは?
未経験で異業種・異職種にチャレンジしたいと考えている人には絶好のチャンスなのですが、選考に進めない、落ちてしまうケースも見受けられます。
「未経験者歓迎」という言葉に潜む実態を考えてみましょう!
「未経験者」の募集背景
人手不足
まずは単純な人手不足が考えられます。まさに猫の手も借りたい状況です。
業務の中でも特に電話・メール対応やデータ入力事務などの職種は、一般的なPCスキルを持った社会人であれば概ね対応可能であるため、採用スピードも早い傾向にあると言えます。
社内の活性化
企業という組織において、物事を柔軟に考え、俯瞰的に考えることができる人材は重宝されます。
同じ組織内で長い時間を共にすると、どうしても目の前のゴールを追うことにより視野が狭くなり、多角的に物事を捉えることができにくくなってしまうものです。
予備知識がない真っ新な状態の未経験者は、経験者が気付かないところに目を向けることができたり、全く異なる視点からの疑問を投げかけてくれる可能性があります。
思ってもみなかった点と点が繋がり、新しいビジネスが生まれていく。
そんな社内の活性化を期待しているのです。
「未経験者歓迎」なのに面接で落ちる理由
他の条件に合っていない
未経験者歓迎であっても他の条件をクリアしていない場合は、お見送りとされてしまう場合があります。(例:社会人経験3年以上や営業経験がある方など)
志望理由が曖昧
未経験者歓迎の求人でも志望動機がはっきりしていないと落とされるのは、企業が「この人は本当にこの仕事をやりたいのか」が分からないからです。
志望動機が曖昧だと、入社してからすぐに辞めてしまうのではないかと思われたり、やる気が低いと判断されたりしてしまいます。
また、仕事内容や会社についてあまり調べていない印象を持たれるため、「うちじゃなくてもいいのでは」と思われてしまうこともあります。
その結果、他の応募者と比べて選ばれにくくなってしまうのです。
未経験者歓迎の求人であっても、企業は「誰でもいい」と思って採用しているわけではありません。
むしろ経験がない分、志望動機の質がより重要な判断材料になります。
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「未経験者」だから受かるコツ
意欲を正しく伝えよう
経験者であれば、前職の知識を活かしてさらに成長していきたいという気持ちを容易に理解できますが、未経験の場合はなぜ新しいことに挑戦しようと思ったのか、なぜその企業を志望したのかを面接官が知りたいのは当然のことです。
転職活動は、複数企業に応募し、並行して選考に進んでいくことが多いですが、志望理由は使い回すことなく企業ごとに変更・考え直すことで、熱意が伝わり内定確度もアップします。
未経験者歓迎求人のまとめ
「求人を見ていると見かける「未経験者歓迎」の実態」、いかがでしたか?
企業が未経験者を求める背景には、人手不足の解消や社内に新しい視点を取り込みたいという明確な意図があることがわかりました。
つまり、採用側も目的を持って未経験者を募集しているのです。
だからこそ、応募する側も「未経験歓迎と記載があるから大丈夫だろう」という受け身の姿勢ではなく、なぜその仕事をやりたいのか、なぜその企業でなければならないのかを自分の言葉でしっかり伝えることが重要です。
経験やスキルがない分、志望動機や意欲の伝え方が合否を大きく左右します。
「未経験者歓迎=誰でも受かる」ではありません。
企業の採用意図を理解した上で、自分の熱意と意欲を正しくアピールすることが、内定への近道と言えるでしょう。