転職アカホン講座
求人を見ていると見かける「未経験者歓迎」の実態
求人を探している際に、「未経験者歓迎」という記載を目にしたことがある人も多いのでは?
未経験で異業種・異職種にチャレンジしたいと考えている人には絶好のチャンスなのですが、選考に進めない、落ちてしまうケースも見受けられます。
「未経験者歓迎」この言葉に潜む実態を考えてみましょう!
受かるコツは、「意欲を正しく伝える」ということです。
1. 「未経験者」の募集意図
▶︎人手不足
まずは単純な人手不足が考えられます。
まさに猫の手も借りたい状況ですね。
業務の中でも、電話・メール対応やデータ入力事務などは、一般的なPCスキルを持った社会人であれば概ね対応可能でしょうから、採用スピードも早い傾向にあると言えます。
▶︎社内の活性化
企業という組織において、物事を柔軟に考え、俯瞰的に考えることができる人材は重宝されます。
同じ組織内で長い時間を共にすると、どうしても目の前のゴールを追うことにより視野が狭くなり、多角的に物事を捉えることができにくくなってしまうものです。
予備知識がない真っ新な状態の未経験者は、経験者が気付かないところに目を向けることができたり、全く異なる視点からの疑問を投げかけてくれる可能性があります。
思ってもみなかった点と点が繋がり、新しいビジネスが生まれていく。
そんな社内の活性化を期待しているのです。
2. 「未経験者」なのにNGな理由
▶︎他の条件に合っていない
未経験者歓迎であっても他の条件をクリアしていない場合は、お見送りとされてしまう場合があります。(例:社会人経験3年以上や営業経験がある方など)
▶︎志望理由が曖昧
志望理由は深掘りが必須!
なぜ?と自問できなくなるまで考えてみましょう。
同時に質疑応答の面接対策にもなりますよ。
3. 「未経験者」だから受かるコツ
▶︎意欲を正しく伝えよう
経験者であれば、前職の知識を活かしてさらに成長していきたいという気持ちを容易に理解できますよね。
では、未経験の場合はなぜ新しいことに挑戦しようと思ったのでしょうか。
そしてなぜ、その企業を志望したのでしょうか。
採用担当者は、「なぜ新しい業界・職種で自己成長しようと思ったのか」「その中でなぜうちを選んだのか」を聞きたいのです!
転職活動は、複数企業に応募し、並行して選考に進んでいくことが多いもの。
志望理由を使い回すことなく企業ごとに変更・考え直すことで、熱意が伝わり内定確度もアップしますよ。
4. まとめ
「求人を見ていると見かける「未経験者歓迎」の実態」、いかがでしたか?
未経験者を募集する企業側の採用意図を推察した上で、その状況と自分のやる気が合致した時に、初めて内定への道が開くのかもしれません。
“未経験者歓迎と記載があるから、きっと受かるだろう!”
この考え、適切ですか?
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