転職アカホン講座
”希望年収”を聞かれたら?現年収とのギャップはいくらまで?
面接の際に「希望年収はいくらですか?」と聞かれたら、「年収がアップするなら多めに答えたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、あまりにも現年収と差があるとマイナスイメージに繋がってしまう恐れがあります。
今回は、希望年収を聞かれた際の答え方について解説していきます。
①採用担当者はギャップが大きいとどう思うか
実は多くの採用担当者は、現在の年収と希望する年収にギャップが大きいと、マイナスイメージを抱いてしまうようです。
その理由としては、
・まだ結果を出していないのに、大幅な年収アップを求められるのは非常識に感じる
・転職をすれば給料が上がるのではなく、スキルに応じた対価だと認識して欲しい
・スキルや経験に基づく正当な理由がないのにもかかわらず、自己評価だけ高い人物であるとみなされる
などが挙げられます。
また、逆にあまりに低い金額を提示されても、何か事情があるのではないかと懸念につながることもあるため、根拠がない場合には「現状維持」の金額を提示することが妥当と言えるでしょう。
②希望年収の答え方
先述した通り、現状維持の年収を提示するのが妥当と言えますが、「現年収は〇〇〇万円なので、下回らない金額を希望します」などと現年収をお伝えすることにとどめた言い方を意識するといいでしょう。
よく「貴社の規定に従います」と答える方もいますが、その場合思っていた金額よりはるかに下回った金額でオファーできると捉えてしまう企業もあるため注意が必要です。
未経験職種の場合は、その職種で活躍できる根拠のないままに、高い年収を希望しているとみなされ内定に繋がらないケースも見受けられるため、募集求人の想定年収を確認しておきましょう。