転職アカホン講座
転職後にすぐ妊娠…!産休・育休は取得可能?
妊娠は非常に喜ばしい出来事ですが、転職後すぐに妊娠となると、予期せぬタイミングでどのように行動すべきか悩む方もいるのではないでしょうか。
今後この職場で頑張っていこう!と気持ちあらたに転職をした手前、すぐにお休みをとってもいいものか、話しづらいと感じる方も多いと思います。
今回は転職後1年未満など、転職後すぐに妊娠した場合対応について、解説していきます。
転職後すぐでも産休・育休は取得できる?
結論からいうと、転職後1年未満でも産休(正式名称:産前産後休業)を取得することは可能です。産休とは、産前と産後に2種類の休業を取得することができる制度です。
では、育休(正式名称:育児休業)はというと、取得はできますが規定が企業によって異なる場合がありますので注意が必要です。
育休とは、原則子が1歳(最長2歳)になるまで従業員の男女ともに取得できる制度ですが、あらかじめ社内の就業規定を確認し、上司に指示を仰ぎましょう。
妊娠が発覚した際にとるべき行動は?
転職先に申し訳ないと、言い出しにくくタイミングを見計らって先延ばしにしてしまうことは避けて、まず発覚した時点ですぐにでも直属の上司に相談すべきでしょう。
また、相談の際には伝えるべきことをあらかじめ準備し、上司にアポイントを取りましょう。
伝えるべき事項とは、出産予定日や復帰の意思など、妊娠出産に伴い聞かれるであろう事項に対して明確に答えを用意しておくことが必要です。
先延ばしにすればするほど、会社の指示を仰ぐまでに時間を要することや、手続き関連に支障をきたすことも考えられます。発覚した時点ですぐに行動することをおすすめします。
また、転職して間もないと言っても引き継ぎの準備は必要です。
休暇に入るため決まった日程に間に合うよう、計画的に引き継ぎの準備をし、最大限周りの社員に配慮し、あなたが出産に向けて集中できる環境を自分で作っておくことも大切です。