転職アカホン講座
日本ではあまり知られていない?”ユニコーン企業”とは
みなさんは”ユニコーン企業”と言われる企業を知っていますか?
もしかしたら、言葉自体が聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、日本では非常に珍しい存在だからです。
ユニコーン企業は世界で1000社を超えていますが、日本の企業で数えられているのはわずか数社にとどまっています。
ユニコーン企業とはいったい何なのか、解説していきます。
ユニコーン企業とは?
簡単に言うと、「未上場でありながら高い企業価値を持つ企業」を指します。
ユニコーン企業という言葉自体は、2013年に「カウボーイ・ベンチャーズ」の創業者であるリー氏が作った用語です。
ユニコーン企業の定義は以下の3つが挙げられます。
<1>評価額が10億ドル以上である
<2>非上場である
<3>創業10年以内である
設立から間もないながらも企業価値の高い企業であることから、投資家達に莫大な利益をもたらす可能性を秘めた非常にレアな存在であるため、幻の動物「ユニコーン」に例えられています。
どんな会社がランクインしているの?
先述した3つの定義を満たし、ユニコーン企業にランクインしているのは以下のような企業が挙げられます。
・Bytedance(バイトダンス):TikTokの運営会社
・SHEIN(シーイン):アパレル
かつては、フェイスブックやツイッターなどもユニコーン企業でしたが、上場したためユニコーン企業から外れました。日本では同じように、メルカリも上場してランキングから外れています。
このように、ユニコーン企業は世界にはばたく可能性を高く秘めた企業であると言えます。
ユニコーン企業の分類
評価額が10億ドル以上で創立10年以内の非上場企業をひっくるめてユニコーン企業と呼びますが、より評価額が高い企業についてはさらに分類されています。
デカコーン企業
評価額が100億ドル以上で創立10年以内の非上場企業
へクトコーン企業
評価額が1000億ドル以上で創立10年以内の非上場企業
また、ユニコーン企業にランクインする可能性のある企業のことを、NEXTユニコーンと呼んでいます。