転職アカホン講座
大学中退後の就職は厳しい?!就職活動でおさえておくべきポイントは
様々な理由で大学を中退される方は「50人に1人」と言われており、そう珍しくはありません。
しかしながら、”大学卒業”の方と比べて就職が厳しくなることはあるのでしょうか。
また、どのように就職活動を進めていけばいいのでしょうか。
今回は、中退して転職活動をしている、または中退するか悩んでいる方に向けて、知っておくべきポイントをまとめています。ぜひ今後の進め方の参考にしてください。
大学中退後の就職は厳しい?
結論から言うと、やはり”大学卒業者”に比べると厳しくなります。
理由として以下に挙げられます。
・最終学歴が「高卒」となる
・中途退学へのマイナスイメージがある
・職歴のない状態で、新卒採用ではなく中途採用枠での選考を突破しなければならない
大学中退のデメリット
大学を中退して、その後の就職活動において後悔をしたと言う方も多くいらっしゃいます。
実際の後悔した点を以下にまとめます。
・「大卒以上」限定の求人に応募ができず、選べる求人の幅が狭まる
・中退理由をうまく言えず面接で落選する
・大卒と高卒で待遇が違う企業がある
・学歴フィルターで書類選考が通りにくい
以上のように、いざ選考に進んでも不利に働いてしまうことや、そもそも応募段階でハードルを感じる方も多いようです。
大学中退者が就職を成功させる3つのポイント
正当な中退理由を準備しておく
経済的理由などはそのまま伝えることもありますが、人間関係や勉強に追いつかなくて、などネガティブな理由をそのまま伝えることはおすすめしません。ポジティブな言い換えを心がけましょう。
中退後にはすぐに就職活動を始める
中退後の空白期間、それはつまりフリーターとしてアルバイトなど非正規雇用にて職歴が埋まらない状況を長引かせることは危険です。
日々の生活のためにやむを得ずアルバイトを始めたとしても、アルバイトのために就職活動ができないほど忙しい職場は避けましょう。
面接対策を怠らない
中退者の就職活動は、先述したように新卒枠の選考は受けることができません。
他の既卒者と同じく”中途採用枠”にて選考を進めていくことになりますが、他の応募者はみな「社会人経験」を持っている場合がほとんどです。
そんな中であなたが内定を獲得するためには、他の方よりも優れた部分を面接でいかにアピールできるかにかかっています。
せっかく書類選考を通過できたとしても、面接の対策なしには内定を獲得することはできません。自分自身で対策を練ることが難しい場合には、転職エージェントへ相談し、面接対策をプロに頼むのもひとつの手です。