面接の結果がこない場合の対処法

企業の面接を受けて、1週間経っても連絡が来ない…
言われていた日程を過ぎても連絡が来ない…
など、結果の通知が遅いのは不合格だからでは？！と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、考えられる結果が遅い原因と、その対処法について解説していきます。

そもそも結果通知は平均何日くらいかかるもの？

企業によりさまざまですが、早ければ当日や翌日に結果が来ます。
長い企業では、1週間かそれ以上かかることもあり得るようです。
面接の最後に、結果の通知までどれくらいかかるのか、通知の連絡方法を教えてくれる場合がほとんどですが、聞きそびれてしまった場合は後日確認のメールをしてもいいでしょう。

結果が遅い原因は？

他者比較で時間がかかっている場合

あなたの他にも選考を受けていて、他の応募者の面接実施がまだ終わっていない場合には結果の連絡が遅くなることがあります。
特に予想を上回る応募が来た場合や、他の応募者の面接日の予定が離れてしまった場合に起こりやすいです。

企業側の手続きに時間がかかっている場合

企業の採用では、承認に時間がかかるケースもあります。社内決済のフローに時間を要している場合や、複数人の承認が必要な場合などさまざまあります。また、企業によっては内定を出す際にリファレンスチェックなどの調査を行う場合も、時間がかかる原因になっていることがあります。

補欠枠になっている場合

内定辞退で採用枠が埋まらないリスクを避けるため、補欠枠になっている場合も考えられます。内定者に意向確認をしたのちに、承諾または辞退の結論が出ていない段階なので、あなたに合否の連絡ができていない、というケースも考えられます。

結果が予定より遅いのは不合格？

採用結果が遅いから不合格、とは限りません。
明らかに不合格であったならむしろ早めに連絡が来ることが多いでしょう。
採用担当者があまりに多忙な場合は、他の対応に追われ連絡ができていない可能性もありますし、先ほども述べたように、選考が難航しているなど企業側の事情であることが多いでしょう。

結果が遅い場合の対処法

結果が予定より遅いとき、企業に問い合わせると結果に影響があると不安に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
問い合わせをすることで、逆に入社意欲の高い応募者だと思われることもありますし、メールの送信エラーなどで送れていないケースもあるため、確認した方がむしろいいと言えるでしょう。
確認の方法としては、電話もありますがどちらかと言えばメールをおすすめします。
電話は、採用担当者の仕事を中断させてしまうことがあるため時間帯の配慮が必要だからです。もしメールで連絡しても2日ほど返信がなかった場合には、電話で確認を入れるといいでしょう。
また、メールの内容としては、「合格かどうか教えてください」ではなく「いつ頃連絡をもらえるかの確認」に留めましょう。
合否の連絡が来ていないのであれば、まだ確定していない状況である場合が多いため、結果について直接言及することは状況が読めないといった悪い印象を与える可能性があります。
いつまでにどのような方法で結果の連絡をもらえるか、確認する内容にしましょう。

メールの作成例

企業に確認する際は、伝えられた期限の翌日または翌々日に以下のようなメールを送付するといいでしょう。

【件名】
〇月〇日の面接の結果につきまして（自分の名前）

【本文】
株式会社〇〇〇〇
（部署名　担当者名）様

お世話になっております。
〇月〇日に中途採用の△△職の〇〇面接を
受けさせていただきました（自分の名前）と申します。

その節は貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

〇〇面接の結果につきまして、
〇月〇日までにご連絡をいただけると伺っておりましたので、
状況を確認させていただきたくメールをお送りいたしました。

お忙しいところ申し訳ありませんが、
選考結果の連絡時期につきまして、
お知らせいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。