転職アカホン講座
キャリアプランの考え方
面接時にキャリアプランに関する質問をされ、困った経験はありませんか?
将来的にどのような仕事や働き方をしていきたいか、事前に計画を立てて
自分のキャリアプランを明確なものにしておきましょう。
① キャリアプランとは
そもそもキャリアプランとは、「これからの人生でどのような仕事をしていきたいか」を指すものであり、一つの企業でどのようなキャリアステップを踏んでいきたいか、を指す「キャリアパス」とは異なる意味合いを持ちます。
一つの企業でずっと働きたい人もいれば、将来的に転職や独立などを考えている場合もあるため、キャリアパスとキャリアプランを混同せず考えておく必要があります。
② 面接でキャリアプランを聞く意図
面接の際に聞かれる意図としては、「本人が希望するキャリアが自社で叶うか」を確認するためです。自社で実現できる、提供できるポジションと本人の思い描くキャリアにミスマッチがないかを見極める意図があります。
たとえば、企業側は「マネジメントを任せられる人材が欲しい」と考えている採用において本人がマネジメントをしたくないという志向の持ち主であればミスマッチが起こりますよね。
よって本人の志向性と企業の求めている人材があっているかの確認をする、非常に大切な質問と言えます。
③ キャリアプランの伝え方
キャリアプランについて答える際に重要なのは以下の2点です。
・応募先企業で実現可能なキャリアプランであるか
・目標実現のために努力していること
先ほどお伝えした通り、ミスマッチを起こしていると捉えられる場合があるため
応募先企業で実現できる具体的な計画を練っておきましょう。
1年後、3年後、5年後にはどうなっていたいのか、期間を区切って考えておくことで
将来のキャリアについてしっかりと考えられている印象を与えることができるでしょう。
また、自分のキャリアプランを実現するために、現時点でどんな努力をしているのかを伝えられることも重要です。
理想や夢を語るだけでは、目標達成向けて努力できていないとみなされる場合もあるため、
実際に今何ができているのかを具体的に洗い出しておく必要があるでしょう。