貴社？御社？正しい呼称の使い分けとは

面接の際に企業のことを「A社さんは」などと呼んでしまっていませんか？
正しい呼称を使い分けて、ビジネスパーソンとしていい印象を与えましょう。

① 「貴社」「御社」とは

どちらも相手の会社を指す言葉ですが、明確に使い分けることが必要です。

まずは「貴社（きしゃ）」ですが、これは書き言葉で使います。
履歴書やメールなどの書面に表記する際に使用しましょう。

「御社（おんしゃ）」は話し言葉で相手の会社を指すときに使います。
面接や電話の際にはこちらを使用してください。

また、どちらもこれひとつで相手の会社の敬称になりますので
「貴社様」「御社様」と「様」をつけることは二重敬語となり不要です。

② 自分の会社を指すときは

自分の会社をへりくだって言うときは「弊社（へいしゃ）」を使います。
取引先との会話や商談などではビジネスパーソンとして、弊社と呼ぶことが一般的です。

また、「当社（とうしゃ）」は、自分の会社を丁寧に表現したい時に使います。
よって社内向けの言葉遣いとなりますので、丁寧ではありますが
クレーム対応やクライアント相手には避けるとより良いでしょう。