転職アカホン講座
求人票でたまに見かける「フレックスタイム制」とは?
出社や退社の時間を柔軟に調整できることをフレックスタイム制と呼びます。
呼び方は知っていても実際どのようなものなのか?、という方のために解説していきます。
求人を選ぶ際の参考にしてみてください。
① フレックスタイム制とは
フレックスタイム制とは、一言で言うと始業や終業の時間を労働者が自由に決められる制度です。
一般的には9時始業〜18時終業のように、始業と終業時間が固定されている企業が多いなかで、フレックスタイム制を取り入れている企業では働く人の都合に合わせて始業・終業時間を柔軟に調整することができます。
ただし、企業によって設けられている規定がそれぞれ異なるため
コアタイム(必ず勤務しなければならない時間帯の設定)があるかなど
事前に確認をしておくとよいでしょう。
② フレックスタイム制のメリット
自分の都合で出勤時間や退勤時間が決められるため、プライベートとの両立がしやすくなるでしょう。
平日しかあいていない役所や病院などに立ち寄ってから仕事に向かうことも可能です。
また、通勤時間をずらすことで通勤ラッシュの回避にもつながります。
③ フレックスタイム制のデメリット
なにかと便利なフレックスタイム制ですが、もちろんデメリットも生じます。
例えば、自分の出勤時間と取引先の営業時間に差がある場合、
出勤時間外での対応が生まれてしまう場合もあるでしょう。
また、社内においても個人が出勤時間の変更をしているため、
コミュニケーションに時差が生じる場合があるでしょう。
聞きたい時に相手が出勤しておらずタイムラグができてしまうなど
弊害が起きないよう事前に確認しておきましょう。