転職アカホン講座
事務職でもキャリアアップしたい!市場価値を高めて社内で重宝される存在になるためには?
事務職はキャリアアップが難しいと思っていませんか?
確かに総合職と比べると選択肢が少ないですが、それはやっぱり自分次第。
今回は、一般事務職でもキャリアアップを諦めたくない人へ意識してほしいポイントをお伝えします!
目次
1. 事務職の仕事内容
2. 事務職のキャリアアップ
2-1. 専門性
2-2. パソコンスキル
2-3. 語学力
3. まとめ
1. 事務職の仕事内容
まず一般職の仕事内容から見ていきましょう。
- 来客応対
来客が決まっている場合は、名前の確認や会議室の事前準備などを行います。
来客が決まっておらず急な訪問であっても、落ち着いて対応を行います。
名前を伺い、誰とのアポイントなのかを確認します。
お客様がいらっしゃったら、会議室へご案内します。
この時も上座・下座を意識してご案内をして、お茶をお出しすることが一般的です。
担当者へ引き継ぐことも忘れずに行います。
- 電話対応
社内・社外・お客様など、相手はさまざまです。
尊敬語・謙譲語を正しく使用して会話しましょう。
自分一人で用件が済んでしまう場合もあれば、伝言をお願いされる場合もありますね。
その際は、電話をいただいた時間、先方の名前、電話番号、用件、折り返しの必要有無などをメモしておきます。
- データ入力事務
決められたデータをPCに入力していく作業。
正確性とスピード性どちらも求められるので、高い集中力が不可欠です。
裏方作業が好きな人や周囲をサポートすることが好きな人、気配りができる人が向いている職種であることが分かりますね。
2. 事務職のキャリアアップ
日々決められた業務をルーティンワークのように進めていくことの多い一般職の仕事は、IT・AI化の影響でなくなってしまう恐れがあると言われており、求人も年々減少傾向にあるのが現状です。
将来的に経営や管理ポジションを目指すことができ、幅広い業務のある総合職と比べると、キャリアパスが多くないことは確かです。
それでも、”サポートすることが好き”、”ライフワークバランスを大切にしたい”という一般職でのキャリアアップを諦めたくない人へ!
今の仕事にスキルを+αして、希少性の高い一般職になりましょう!
- 2-1. 専門性
事務は事務でも、営業事務や経理事務、IT事務、貿易事務など専門性のある事務にチャレンジすることも視野に入れてみましょう。
ある分野に特化した分、必要とされる幅もグッと広がります。
関わる人たちも増えるので、さらに学びの多い毎日に◎
- 2-2. パソコンスキル
“いつも触っているからなぁ…”と思った方、甘いです。
ワード、エクセル、パワーポイント。もっともっと上を目指しましょう!
基本的な文字入力ではなくグラフや画像の挿入、関数の使用、相手に分かりやすいプレゼン資料作成など、あらゆる機能を使いこなせていますか?
- 2-3. 語学力
語学力のある事務は、かなり重宝されます。
英文事務は、その名の通り英語を扱った事務全般。一般的な事務作業に加え、海外の会社とのコミュニケーションや通訳・翻訳業務などを任されることも。
専門分野の英単語学習が不可欠になることが予想されるので、継続的な学習が必要です。
3. まとめ
今回は、一般職でもキャリアアップを諦めたくない人へ向けて、今後意識してほしいポイントをご紹介しました!
IT・AI化が進んでいる中ではありますが、企業はまだまだ人の手による丁寧な事務作業に大きな信頼を置いているのではないかなと感じます。
個人的にも、10人参加する会議で10部の資料を完璧に印刷してくれる自動ロボットよりも、“もしかしたら足りなくなるかもしれない”と念の為11部準備してくれる温かい気遣いの方が、今後の社会において必要な気がしています。
とはいえ、今の自分に満足することなくスキルアップをしておくことは、デジタルな波に飲み込まれないためにも自己成長のためにも大切!
今日から小さなことでもスタートさせて、新しい自分に会いに行きましょう!