転職アカホン講座
家族が猛反対!あなたならどうする?
こんな思わぬところに障害があった時、あなたならどうしますか?
そしてどのようなことに気を付ければ、このような事態は避けられるのでしょうか?
やはり大切なことは、家族間のコミュニケーションであると思うのです。
目次
1. 内定が出た!でも・・・
2. どんな衝突が起こる?
3. 自分の気持ちを伝えよう
4. まとめ
1. 内定が出た!でも・・・
転職活動は簡単ではありません。
就業しながらの場合は、現職との両立をしながら書類の準備や面接対策を行います。
育児をしながら、介護をしながら、転職活動をする人も少なくありません。
そのように一生懸命頑張って得た内定を、家族に反対され内定辞退をしてしまうケースがあります。
そんな時、あなたならどうしますか?
2. どんな衝突が起こる?
なぜ衝突が起こってしまうのでしょうか。
その原因を考えてみましょう。
- 転職することを家族に話していなかった
事前に話していれば、相談をしていれば応援してくれていたであろうことも、突然の報告だと戸惑ってしまう場合があります。
- 家族が転職先に不安感を抱いている
国内企業のうち、ベンチャー・中小企業が占める割合は優に9割を超えており、成長している企業であったとしても、親世代が名前を聞いたことのない企業は数多くあります。
“聞いたことのない企業だから…”ということで反対されてしまう場合もあるようです。
- 転勤の可能性など
生まれ育った土地への就職ではなく全く他の地域への配属も含む全国転勤は、家族に心配されてしまうことが多いです。新天地での就業が大変なだけでなく、家族との物理的な距離が遠くなるといざという時にもすぐに行けない場合も考えられます。
3. 自分の気持ちを伝えよう
実際に衝突してしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか?
- 転職エージェントに相談しよう
転職活動でエージェントを利用していた場合は、担当のエージェントに相談しましょう。
このような事案は少なくなく、エージェントはきちんと対応の仕方を知っているものです。
企業とのやり取りも多くあるので、エージェント側での不明点は企業へ直接聞いてくれる場合も。
もし家族が企業の規模や将来性、給与などに懸念点があるのであれば、その旨をエージェントに伝えてアドバイスや対応方法を得るようにしましょう。
- 自分の気持ちを伝えよう
自分がどうしたいのか、それが最も重要です。
なぜ退職を考えているのか、今後どのようなことをしていきたいのか、なぜその業界・企業なのか、きちんと言葉にして伝えてあげましょう。
家族に話をするタイミングとしては、退職・転職を考え始めた段階で家族に相談しているのがベター◎
家族と一緒に転職活動を行うわけではないですが、家族のバックアップはとても力になるものです。
もしエージェントを利用しておらず懸念点がある場合は、「オファー面談」を申し込んでみましょう。
「オファー面談」とは、「処遇相談」「条件相談」とも言われ、内定後の入社意思の確認や条件のすり合わせなどを行うことを指します。
企業が内定者に改めて話をする機会で、企業側から声がかかることもあれば、内定者側からお願いする場合もあります。
内定のお礼とともに、入社後の具体的な働き方について話し合いを行いたい旨をきちんと企業に伝え、それを家族にも共有してあげましょう。
4. まとめ
親が子を思う気持ちは理解に容易く、できれば辛い思いは最小限に、幸せになってほしいと思うことは当然です。
ゆえに縛ってしまったり、あなたに対する願望が強かったり、衝突が起こってしまうことも少なくないでしょう。
そうしたことを起こりにくくするために、家族内のコミュニケーションを増やし自分の意思表示をすることが非常に重要なのです。
転職活動後に報告するのではなく退職前に事前に相談しておくことで、家族にも考える時間を与えることができると同時に、自分自身への転職活動におけるイメージも具体化できます。
家族への相談も、自己分析の一環として捉えることができるのではないでしょうか?