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QAエンジニアとは?テストエンジニアとの違いも解説
QAエンジニアという職種をご存知ですか?
QA(Quality Assurance)=品質保証という意味で、製品の品質を高め良品であることを証明する、商品開発に欠かせない役割を担います。
今回は、そんなQAエンジニアの仕事内容やテストエンジニアとの違いについても解説していきます。
①QAエンジニアとは
QAエンジニアは、製品やサービスの品質を保証することが仕事内容です。
ユーザーが使いやすい動作やデザインになっているかを検証し、開発者が想定していない操作をしても問題ないか、商品のリリース前に確認を行います。
②テストエンジニアとの違い
QAエンジニアは、完成した製品やサービスに対して、ユーザー目線で品質が担保されているかの動作テストや耐久テストを行います。
一方でテストエンジニアは、開発中の製品やサービスに対してバグや不具合がないかなどの動作テストを行います。
多くの企業ではテストエンジニアが不具合が起きないか検証し、QAエンジニアが品質を確認するのが一般的ですが、明確に別れていない場合もあるため応募する企業の仕事内容を確認する必要があります。
③QAエンジニアの仕事内容
・テストの計画と設計
製品が正常に動作するか、耐久性に問題がないかなどの品質を確認する手段や条件を計画、設計するところからQAエンジニアの仕事です。ユーザビリティが高いか、不具合が起きないかをどのような手順で導き出すかのテストケース設定を行います。
・テスト実行
設計したテストケースをもとにテストを実行します。
実施したテストにて不具合や脆弱性が発見された場合や、ユーザー環境下での使用に問題がある場合など改善が求められる際は開発者に報告します。
・レポートの作成と報告
テストの結果から、レポートを作成するのも仕事の一つです。また、その分析結果から問題点の改善案を提出し、上長や開発部門へ報告するまでがQAエンジニアの仕事であるため、エンジニアとしてのスキルとともに高いコミュニケーション能力も必要とされる職種といえます。