転職アカホン講座
【既卒】卒業と同時に就職しなかったのはなぜ?と聞かれたら
学校を卒業と同時に新卒社員として入社をすることが一般的ですが、
さまざまな理由で就職しなかった(できなかった)既卒の方にとって、
面接での「なぜ就職しなかったのか」という質問にどう答えるのが正解かお悩みの方もいらっしゃると思います。
今回は、理由別に回答例をご紹介していきます。
①内定がもらえず卒業をむかえた場合
就職活動をしていたものの、落選してしまいどこにも内定がもらえなかったケースであれば、落選した過去をどのように受け止め、どう改善しているのかが求められます。
回答例:
「学生時代に就職活動をしていた際には、視野が狭く条件を絞りすぎていたために、ご縁がいただけず卒業をむかえてしまいました。現在は、その反省を活かし”〇〇〇”を軸に置き幅広く就職活動をしております。」
※”〇〇〇”に入る部分では、スキルアップであったり、転職で叶えたい目的を述べましょう。
②夢を追いかけて就職しなかった場合
漫画家、音楽家、スポーツ選手など一般企業に就職をせず自分の叶えたい夢を追いかけていて、フリーターや既卒のまま活動しているケースの場合は、なぜこのタイミングで就職を決めたのか明確な意思表示が必要です。
回答例:
「学生時代は〇〇〇を目指しており、卒業後も就職せず活動を続けておりました。しかしながら、現在はその夢に一旦区切りをつけて就職を第一に考えています。」
理由としては経済面であったり、家族の反対であったり、ライフプランの変化など様々あるかと思いますが、単に”諦めてしまった”と思われると、継続力がないと捉えられる場合もあります。
逆に諦めがついていないと言ってしまうと、そのうちまた夢を追いたいと思い直しすぐに退職してしまうのでは、という懸念につながることもありますので、夢に区切りをつけて就職したいという意思表示をはっきりと行いましょう。
③そもそも学生時代に就職をしていなかった場合
研究や課題に追われて就職活動に十分な時間が取れなかった場合や、アルバイトで生活費を稼ぐことに精一杯で卒業をむかえてしまったという場合もあるでしょう。
その場合は、あまり取り繕わず素直に原因を話しながらも、反省して改善していくことを伝えましょう。
回答例:
「学生時代は単位取得とアルバイトに打ち込みすぎて就職活動を始めるタイミングが遅れ、新卒採用に間に合いませんでした。目の前のことに集中してしまう癖があるので、先を見据えた行動ができるよう、〇〇〇をして改善しております。」
※〇〇〇には改善策を述べましょう。スケジュール・タスク管理方法や優先順位をつけるなど、意識的に改善していることを示しましょう。