対面面接で好印象を与えるビジネスマナーとは

最近ではWeb面接が主流となっていますが、企業によっては対面面接も行われています。
Web面接には慣れているが、初めてまたは久しぶりに対面での面接が設定されると不安に思う方も多いのではないでしょうか。
Web面接では気にしたことがない対面ならではのビジネスマナーも存在し、非常に重要な選考要素となっています。
急な対面面接で焦らないために、ビジネスマナーについて事前にチェックしておきましょう。

対面面接の流れに沿って確認していきましょう

訪問時

コートは必ず脱いだ状態で訪問するのがマナーです。
また、遅刻厳禁は当たり前ですが、早く着きすぎることも避け、面接開始時刻の10分前に到着を目安に余裕を持って行動しましょう。
到着したら受付にて「自分の名前・用件（面接である旨）・担当者名」をハキハキと伝えてください。

待機時

面接前に待機時間がある場合は、その場で静かに待機してください。
スマホを触る、飲食をする、タバコを吸うなどの行為は印象ダウンにつながるため避けましょう。

入室時

面接室にドアがある場合は、必ず「3回」ノックをし、相手の返事を待ちます。
回答があれば「失礼いたします」と声をかけながら入室し、ドアは後手にならないようゆっくりと閉めましょう。
そのまま椅子のそばまで行き、勝手に座らず「おかけください」と言われるまで待ち着席します。カバンは膝に乗せたりせず、指定された場所か椅子の横におきましょう。

面接中

背もたれに触れないよう浅く姿勢良く座り、手を膝に置きます。
面接官と話す際には真っ直ぐに目を見て、ハキハキとお話ししましょう。

退室時

面接終了時は、起立して「本日はありがとうございました」とお辞儀をしてお礼を伝えます。面接官が部屋の外まで見送ってくれる場合は、最後に別れる段階で挨拶をしましょう。

印象がダウンするNG行為をチェックしておきましょう

落ち着きのない仕草

貧乏ゆすりや髪の毛を触る、常にソワソワと落ち着きなく体が揺れる、などは相手に集中していない印象を与えます。膝の上に手を置き、真っ直ぐに前を向きましょう。

携帯電話の電源を切る

対面だと小さな音も拾いやすいため、バイブに設定していても気になる場合があります。
面接をスムーズに進めるためにも、必ず電源は切っておきましょう。

清潔感がない

スーツやシャツにシワがある・よれている・汚れている、髪の毛がボサボサである、口臭がするなど、距離が近いからこそいっそう気をつけておくべきです。