”常に求人を出している企業”はブラック？！実際は•••

転職サイトを見ていると、「この企業はいつも募集を出している気がする」「前に調べた時も検索で出てきたな…」など、何度も同じ会社の求人を見つけることはありませんか？
その際、「人が常に辞めていくから人材不足なんだ」「人が定着しない人気がない企業なんだ」と決めつけている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな”いつも求人を出している企業”の実態を解説していきます。

”常に求人を出している企業”はブラック企業なのか？

結論から申し上げると、それだけでブラックと決めつけてしまうのは非常に浅はかです。
”常に求人を出している企業”の採用背景には、「事業拡大」が深く関わっているからです。
企業が人材を採用する理由は、必ずしも「社員が減ったから」ではありません。
業績が好調であれば、企業の採用目的は「欠員補充」ではなく、企業規模拡大のための「人員増員」となるでしょう。

常に採用活動を行っている＝経済力がある！

転職をする際に利用する「転職サイト」や「転職エージェント」は、採用される側にとっては完全無料のサービスですが、採用企業側にとっては無料ではありません。むしろひとり採用するにあたって数十万〜数百万円と、非常に高額な費用がかかっています。
よって、常に採用活動を行えているということは、企業に経済力がありそれだけ人材に費用をかけても十分に経営できる体力があるということです。
これは、企業選びをする上で安心できるポイントになると思います。

見極めは自分の目で

とはいえ、”常に求人を出している企業”の中には「ブラック企業」があることも完全に否定はできません。
ネットで企業名を検索するとクチコミがヒットする場合が多いですが、基本的にクチコミはネガティブな情報であるという前提を考えなければなりません。
また、ネット上でいい情報ばかりというのも怪しいものです。実は、企業の悪評を削除するサービスというのも存在しているため、ネットの情報だけで企業の良し悪しを判断することは難しいでしょう。
クチコミや知人からの情報、ネットでの検索結果はあくまで参考程度に捉え、最後に信じられるのは結局”自分の目で確かめたもの”と考えるべきではないでしょうか。