株式会社半導体エネルギー研究所
株式会社半導体エネルギー研究所の企業概要
研究開発と知的財産に特化した、「知的創造サイクル」というビジネスモデル
このビジネスモデルは、研究開発成果をより広く使ってもらい、産業の発展に貢献する、「産業のタネを創る仕事」と言い換えることもできます。過去にはアモルファスシリコンを用いた太陽電池、低温多結晶シリコンを用いたディスプレイの分野で産業の発展に大きく貢献しました。
現在は、結晶性酸化物半導体(CAAC-IGZO)を応用したLSI・ディスプレイ開発や、有機EL材料・デバイス開発、バッテリー開発に注力し、さらにはAIへの活用も視野に入れ、日夜研究開発に没頭しています。
株式会社半導体エネルギー研究所の事業・サービス
◎研究開発
(対象分野)
・結晶性酸化物半導体を用いたトランジスタや集積回路、及びそれらを統合し
た半導体デバイス
・バッテリーの各材料、及びそれらを統合したデバイス
・有機EL の材料や素子、及びそれらを統合したディスプレイデバイス
◎結晶性酸化物半導体を用いたデバイスの量産試作
◎研究開発成果の特許取得、権利活用
株式会社半導体エネルギー研究所のビジョンとミッション
半導体エネルギー研究所は、1980 年太陽電池の研究開発からその歴史をスタートさせました。地球の限りある資源を大切にしたいという思いから、時代に先駆けて「創エネルギー」に取り組み、シリコン半導体の薄膜化技術を確立。その後、ディスプレイ、集積回路と研究開発のテーマを広げてきました。2008 年には、酸化物半導体というセラミック半導体材料分野に飛び込み「結晶性酸化物半導体」という独自の半導体材料を発見、新たなジャンルを切り開きました。
今できる最善の術は「省エネルギー」技術の創造であると信じ、現在は、大規模集積回路(LSI)を結晶性酸化物半導体で実現する「OSLSI®」や安全で高エネルギー密度の二次電池技術の開発に注力しております。
開発の成果である技術を特許の形で自ら世界中に発信し、広く公開することで、研究開発専門企業としての存在を確かなものにしています。特許を取得・活用することで、我が国の高度な技術を守ることが可能となるのです。
恩師 加藤 与五郎博士の教えを継承すべく、「『なぜ』をくりかえし、本質的な原理・原因を追究する」、「お客様の求める商品にまで技術を仕上げる」という理念を、創設以来貫いています。研究開発において、感謝の念を忘れず、清い心をもって才・知の世界に立ち向かう姿勢が何よりも大切です。清い心をもって臨まなければ、世の中のためになる発明は生まれないからです。
資源の乏しい日本において、技術の創造で生きる。
技術を世界中に発信しながらも日本の発展の一助を担うことを目指し、日々切磋琢磨を続けています。当社が創造した技術は、これからも日本の、世界の技術の発展に貢献してまいります。
株式会社半導体エネルギー研究所の関連するWEBサイト
- コーポレートサイト https://www.sel.co.jp
株式会社半導体エネルギー研究所の福利厚生
職種により異なる