面接に遅刻しそう！すぐに取るべき正しい対処法

面接時間に遅刻することは、当然ながら大きなマイナス印象を与えてしまいます。
まず遅刻をしないことが大前提ではありますが、電車遅延や現職の都合など、やむを得ず面接の時間に間に合わせることができない場合の、正しい対処法について解説します。
正しく対処することができれば、遅刻＝不採用というわけではありませんので、落ち着いて行動しましょう。

①遅刻しそうな時点で迅速な連絡をとる

まず第一に、遅れるかもしれないとわかった時点ですぐに連絡することが必要です。
“もしかしたら間に合うかもしれないから”や”数分くらい大丈夫だろう”など、いいかげんな気持ちで連絡を怠ったり、”急いでも間に合わないから無断で欠席しよう”などは言語道断です。もしも遅れてしまったとしても、適切な対処をすれば採用に繋がる可能性もありますので、諦めず落ち着いて対応しましょう。

②企業への連絡方法

・電話できる場合は必ず電話で連絡をする

企業との連絡手段は基本的にメールか電話ですが、メールだと担当者が時間までに連絡に気が付けないことも考えられます。また、その場で直接謝罪を伝えられる電話の方が、受け取り側に真摯な印象を与えます。
もし、電車での移動中など通話ができない状況の場合は、メールで先に連絡を入れておき、降車したらすぐに電話をかけるなど二重で連絡するといいでしょう。

・到着時刻を把握する

ただ単に「遅れます」とだけ連絡するのではなく、何時に到着するかも把握した上で事前に伝えましょう。できる限り急いで向かうことはもちろんですが、最初の遅刻の連絡の際に確実に到着できる時間を伝えなければ、再度延長してもらう必要が出てきます。
何度も変更するのは企業にも重ねて迷惑がかかりますので、確実に到着できる最短の時間を伝えましょう。

・理由を述べる

なぜ遅れるのか、理由も必ず伝える必要があります。
電車などの公共交通機関の遅延、交通渋滞、現職で残業が発生した場合など、やむを得ない事情があることを把握してもらう必要があります。また、体調不良や迷子など自分の問題で遅刻してしまう場合についても、真摯に謝罪しましょう。

・当日の到着時間によっては面接が受けられないことも

数分ならともかく、あまりに大きな遅刻の場合は、面接官の都合など面接実施が難しいことも考えられます。遅刻の謝罪と共に、当日そのまま面接に伺ってもいいのか、それとも再調整が可能なのか確認する必要があります。